そして彼の地は再びもえおちた

汁三です。個人的に少々ショッキングだが、他人にはそれほど大したことない事を
引きずっていたので、気晴らしに昨日映画を見に行ってきました。


六本木ヒルズの映画館のプレミアシートで見てやろうと思ったのですが、一日は
サービスデーなんですよね。流石に映画三本分のお金出してまでプレミアシートで
見るのはどうかと思ったので、普通の席で『コンスタンティン』を見てきました。
感想はまあまあといったところでしょうか。ある程度の予備知識があれば
もっと楽しめたかなと思います。


こういう場所は落ち着かないので早々に六本木を去って家に帰る途中に、先日ソニー
ヘッドホンがぶっ壊れたのを思い出して秋葉原まで見に行くことにしました。


ここに来るのは二ヶ月ぶりだろうか。コスプレして何か配っているお姉さん達を華麗にかわして
ヤマギワソフトの前を通りがかるとすごい人だかりが。携帯のカメラをかまえている人もいます。
もしや、



http://d.hatena.ne.jp/images/diary/S/Shiru_Brothers/2005-05-02.jpg
またこんな感じの火災か?


近づいて見てみると


もえてました。ものすごくもえてました。


最初は、店の入り口の安倍なつみの大きなポスターが目に入ったので、
彼女が来ているのかと一瞬思いました。が、ここは趣都アキハバラ
勿論そんなことはないのです。
ちょっと目を横にずらせば、ほらね。着物を着た、声で勝負の女性が何人か。


『5月1日はアキハバラ萌演歌祭りの日』だそうです。http://www.doll.co.jp/
萌えの侵食が止まりません。今後萌えヘヴィメタルなどが出てきたら、
さぞかし楽しいことだろう。



ヘッドホンは色々と店を回った結果、もう少し調べてから来ようと思い駅へ向かうと、
先ほどの方々が取り巻きとともに、『萌演歌』(もえんか)ののぼりを揚げて道路の
真ん中を闊歩してました。
そしたら、外国人がそれをカメラで撮っているのです。


熱心にカメラを構える彼らをなま温かく見守りつつ、
『市場筋も言ってたじゃないか。萌えは日本の独自文化、萌えは日本の独自文化』
と自分に言い聞かせ、駅までの道のりをトボトボと歩いて帰りました。